シンプルで飽きのこない家
ヤマキュウの基本がここにあります。
「テクニックはいつでも学べるが、味覚だけは幼い頃にしか磨けない!」とある有名なフランス人シェフの言葉です。
子どもの頃の体験が、生涯にわたり深い影響を与える。
もしかするとその体験の一つに、『住環境』も含まれるのではないか。
私たち山久建築工業はそう考えました。天然木の床材や自然由来の塗り壁など、やさしい手ざわりと温もりに囲まれて、のびのびと育つ子どもたち。
そんな姿を想像しながら作り上げたのが〈木の香〉です。
この家で育つ第一世代は、果たしてどのような大人に成長するのでしょうか。
私たちもいま、楽しみに見守っているところです。
しずおか優良木材制度を利用した4寸骨太柱のお宅。 長期優良住宅仕様です。
建前風景、梁も地元静岡の杉を使用しています。
1960年の創業以来、山久建築工業で建築いただいた多くのオーナー様に日々感謝し、ご挨拶と共に、お正月、お盆、年末と、年3回オーナー様宅をご訪問させていただいております。
定期点検といった、堅苦しいものではなく、何かあったら気軽にお声をかけていただくという、昔からのスタンスで今日まで継続させていただいております。
建てたら終わりではない、一生のお付き合い。
〈木の香〉の床でもっとも人気が高いのが「杉の浮造り仕上げ」。適度な凹凸が心地よいのか、子どもたちは一年中素足のままで駆けまわっています。
安全で安心な素材を使うことは当然のこととして、子どもたちがスクスクと育つ家には、それなりの工夫が必要です。
大切なことは、どんな大人に育ってほしいのか、あなたの願いを一度言葉にしてみること。
たとえば「小さな頃から独立心を育みたい」とか「料理のできる男の子に」など。
一つひとつのイメージを具体的な言葉にしていけば、必要な間取りは自然に見えてくるはずです。
ここでご紹介した〈木の香〉のオーナーたちのように…。
屋根の勾配をそのまま活かした天井が、開放的な子ども部屋。太い梁が子どもたちの成長を見守ります。
2階の廊下に大きな本棚を設置しました。家族の図書館として、親から子どもへ大切なメッセージが伝わることを願います。
子どもたちが小さなうちは散らかりがちな玄関まわり。玄関ホールを2つに分けて、来客用の空間はいつもスッキリ。
2階の吹抜け部分にはスタディコーナーを設けました。これも子どもたちを個室から連れ出す工夫の一つです。
白い外壁に散りばめられた模様が、かわいい外観。和室の丸窓がデザインのアクセントにもなっています。
天然木とタイルで造作された洗面台。忙しい朝の準備をスムーズにするために、洗面ボウルは2つにしました。。
ママが笑顔の家族は、笑い声が絶えません。動きやすい家事動線が、日常の仕事を楽しくしてくれます。
2階の子ども部屋に設けられた小窓。開けると階下の気配が感じられます。家族を一つにする、小さな工夫です。
二人の娘さんが年頃になったときのことを考えて、洗顔スペースは大きくワイドに取りました。近い将来、二人が仲良く並んで朝の準備をする姿が目に浮かびます。
天然素材に囲まれた環境のなかで子育てがしたい。
そんなご要望にお応えしたのが〈木の香〉です。
お子様が触れる機会の多い床や壁は、山久建築工業が厳選した素材のなかからお好みのものをお選びいただけます。
まずはその手で直接触れて、あなたの五感でお選びください。
●ヘルシーカラー
珪藻土を主成分にした内装用塗り壁材です。24色からお好みの色を選べます。
●コットンフィーナ
コットン繊維を使用した、自然素材の壁紙です。
●珊瑚のいぶき
風化造礁珊瑚をはじめとした沖縄に由来する3つの成分から生まれたやさしい壁材です。
●松
信州「あずみの松」の、暖かみのある色目が経年により、より暖かい色になります。
●桜
硬く傷のつきにくい桜の床材は、子育てにピッタリかもしれません。
●ナラ
桜と同じように硬いナラもお勧めしたい床材の一つです。
●杉
適度に柔らかく足裏には心地よい杉はもっともポピュラーな床材です。
●押入
目立たない場所だからこそこだわりたい。押入の中にも自然素材が使われています。
●キッチン
機能性の高いLIXIL「アレスタ」
●浴室
シンプルながら洗練されたデザインが魅力。LIXILの「アライズ」
●室内ドア
室内ドアには、LIXILのラシッサSをご用意しました。
●玄関ドア
家の印象を大きく左右する玄関ドアにはLIXILの「ジェスタ」を採用。
●窓
高性能窓「サーモスL」